◆2015.10.21~24 IUS2015に参加しました!◆

IEEE主催の超音波国際シンポジウム(IEEE International Ultrasonic Symposium)が台北の国際会議場で開催され、平尾先生と荻が参加しました。機械、電気・通信、物性、医療、土木・建築、と広範囲にわたる分野の超音波研究者が世界中から集まり、熱い議論を交わします。参加者も1000人近くに上り、超音波関連としては代表的な国際会議です。

関空から3時間弱で台北に到着。はや!観ていた映画がクライマックスだったので後ろ髪を引かれる思いで機内を出ました。あの映画、最後どうなるんやろ。。。




空港から1時間ほどで台北市内へ



活気溢れる雰囲気。そう、やってきました、ここは台湾


税関検査を出たところに、以前平尾研に在籍されていた私よりも何年か先輩のDr.翁(おう)さんが迎えに来てくださいました。翁さんは従業員90名を抱えるAdvanced Material Systemsという会社の社長さんです。アルミ製のシームレスの圧力容器を手掛け、世界でもここでしか作れない医療用の容器等の開発に成功し、際立った技術力をもとに売り上げを年々伸ばされています。とにかく知力・体力ともに桁外れのパワーをお持ちで、見習うべき点がとても多い方です。

台風の接近が気になっていましたが、幸いなことに、台湾に来る前に低気圧となりました。ぐずついた天気ですが、最終日には晴れ間が見えることもありそのときはとても暑かったため、曇り時々雨という今回の天候は結果的に快適だったことがわかりました。

初日の夜は国立台湾大学のWu教授とDr.翁さんとで食事をしました。Wu先生は平尾先生がコーネル大学に在籍されていたときに研究指導された学生です。現在では台湾において科学界の重鎮となられています。お二人とも超多忙にもかかわらず会いに来てくださいました。Wu先生が予約してくださったレストランで格別の中華料理を堪能しました。とにかく楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

左からWu教授、平尾先生、荻、Dr.翁さん


Dr.翁さんと


宿泊したホテルは快適でした。WiFiの通信速度も高く、幸か不幸か学生とのネット電話が快適に行え、時差も1時間しかないことから、日本のオフィスにいるのと同じような感覚でした。ビデオ電話で、バイオチップが研究室のどこに収納されているかを、映像を見ながら、「そこ、あそこ、そこ開けてみ、それそれ、」みたいな会話。これだけ通信技術が発達すると、世界中のどこにいても仕事が行えるものですね。


ホテルからの眺め

2日目の夕食は翁さんと彼の息子のKevinと一緒に食事しました。Kevinは国立台湾大学の学生で、大学卒業後は海外で学位を取得したいと言っている頼もしい青年です。ただ、台湾では兵役義務があり、留学前にこれを全うする必要があるとか。日本の学生さんとの境遇の違いを感じてしまいます。

食事場所は大人気のレストラン。Kevinが夕刻の5時頃から並んで整理券をゲットしてくれていました。それでもレストランに入れたのは7を過ぎてから。どんだけ人並んでんねん、って感じです。大半が中国人と日本人です。レストランに入る直前にオーダーします。店員さんから「どんだけ注文すんねん。あんたら4人しかおらんのに食べきれへんのとちゃう?」みたいなことを言われたようでしたが、この心配はご無用でした。とにかく美味しい!あっさりたいらげました。ジューシーな小籠包、大好物のHot & Sour スープ。なるほど、数時間並んでも食べたくなるのは頷けます。


翁さん,Kevinと

夜も更け、満腹状態。ホテルへ戻ると思いきや、翁さんが、「ここ来たらこのスイーツ食べなあかんでぇ」みたいなことをおっしゃって、みんなでこれまた有名なシャーベット屋さんに行きました。夜も遅いのに満席!やってきマンゴースイーツは、デカい!平尾先生と目を合わせ、「これは大きすぎて食べれんわ」と以心伝心。ところが、これまた美味のため平尾先生も完食しました。このお店のオーナーは紆余曲折があり、日本でも支店を出しているとのことです。


このマンゴーシャーベットは美味!

さて、学会のお話。さすがに権威ある超音波国際シンポジウム。多くの魅力的な研究発表が行われました。印象的だったのは、やはりGusev先生の招待講演。我々も重要な研究テーマとしているピコ秒超音波スペクトロスコピーによる様々な物質のメカニカルな性質の研究です。さすがはGusev先生です。難しい内容にもかかわらず、わかりやすくそしてとても丁寧に解説してくださいました。来年のこの学会は、フランスで開催されるため、「学会前後に私の研究室に招待するよ」と言ってくださいました。ぜひ行ってみたいところです。


学会会場にてWu教授と。

学会会場を出ると、台北101が出迎えてくれます。夜は特に美しいですね。小雨が降るなかカメラを上方へ向けて平尾先生は撮影を開始。防滴カメラの強みですね。


台北の夜に浮かび上がる101タワー

このクオリティの高い写真は平尾先生にしか撮れません

3日目の夜は、かの有名な士林夜市へ行きました。どうだったか、といえば、最高でした。この活気。やはり台湾といえば夜市です。安価でありながら美味しい料理を堪能し、日本では見れない独特の店舗街を散策して台湾最後の夜を楽しみました。この日もマンゴーシャーベットで締めくくりました。


士林夜市

活気溢れる夜市の食堂街


美味しそうな食材がずらり

はやくも最終日。午後発の飛行機。ゆっくりと朝食をとり、タクシーで空港へ。土曜日のため渋滞はなく、40分ほどで空港に到着。到着前にタクシーのメータはネット情報よりも低料金を示していましたので嬉しく思いましたが、到着直前にタクシーの運転手さんがなぜか料金メータをジーコロジーコロジーといじりだしました。そしてメーター表示が消灯。平尾先生と「そこはいじったらあかんやろ」とひそひそ話していました。案の定、「***元です」と、ついさっきまで表示されていた金額より1割ほど高い金額を要求してきました。それでもネット情報よりも低額でしたし、なんか愛嬌のある人だったので、言われるまま支払いました。向こうもちょっと後ろめたいのか、丁寧に荷物を降ろして挨拶してゆきました。

というわけで無事空港に到着し、最後の買い物を済まして帰国。空港のお土産やさんが、なぜか夜市のように賑やかだったことが印象的です。

やっぱり台湾は良いところ。気候が良く人が優しく食べ物が美味しい。 またきっと必ずくるよ。