◆2009.5.25〜28 IUTAM(International Union of Theoretical and Applied Mechanics)の主催するSymposium on Recent Advances of Acoustic Waves in Solidsに参加してきました!!◆

人が優しく,食事がおいしく,活気に満ちた台湾,すばらしいところでした.台湾の名門大学,国立台湾大学の応用力学研究所においてIUTAMのシンポジウムが開催されました.世界16ヶ国から弾性波研究の第一線で活躍するの研究者が集まり,パラレルでなく1つのセッションにおいて全ての講演が行われました.招待講演も行われ,非常にレベルの高い議論が展開されました.もちろん平尾先生もIUTAMから招待され,招待講演を行われました.


台湾大学応用力学研究所↑

学会チェアは台湾大学のWu教授(左)です↓


学会終了後,台北101タワーへ行きました.高さ509メートル.2004年までは世界一の高層ビルでしたが,2007年にドバイに531メートルのブルジュ・ドバイという超高層建築物が建設され,世界一の座を譲りました.しかし,その高さと華やかさは圧巻でした↓



台北101のエレベータはすごいです.わずか40秒ほどで400メートルほどの展望台まで上ってしまうのです.時速...

さらに興味深いのは,振動対策です.風や地震による振動を緩和するために,重さ660トン,直径5.5メートルの巨大な鉄球がビルの中心にぶら下げてあります.鉄球にはダンパーが10ほど取り付けてあります.ビルの代わりに鉄球が揺れることでビル部の振動が緩和されるという仕組みです.動力学で学生のころ習いましたね.



台北101のビルにつるされている巨大な鉄球


展望台から見た台北市内



わずか300円程度の定食.とても美味でした.台湾の食事は日本人にはとても良く合いますね.

米国ノースウェスタン大学Achenbach教授が学会参加者全員に心にしみるお話をしてくれました.Acousticsという学問分野は,あらゆる音響技術の中心にあると.音響物理,非破壊検査,医療イメージング,超音波電子デバイス,超音波加工など,音響技術は現在非常に広範囲の技術分野と融合し,進展していますが,常にその中心にはAcousticsの基礎がある.ちょうどホテルの部屋を開けるときに,カードキーが必要であるのと同じように.別々の部屋において展開される様々な音響学の扉を開くには,常にAcousticsというマスターキーが必要である.逆に,そのキーを習得しまえば,どのような分野においてもその概念が通用するのであると.まさにそのとおりですね.しっかり基礎を勉強しましょう.

学会終盤,旧福岡研の卒業生であるDr.翁さんが訪ねてきてくれました↓

阪大の後,台湾でものすごく有名なマウンテンバイクの会社で働き(かなり出世されました),今は,圧力容器の会社を自身で立ち上げられ,バリバリ活躍されています.

卒業してから20年以上経っているにもかかわらず,社長で非常にお忙しいにもかかわらず,ものすごく喜んで会いに来てくれました.まさに福岡・平尾研究室の温かさですね.人のつながりはすばらしいですね.

(記:荻)