◆2014.11.30〜12.5 MRS Fall meetingに参加しました!◆

ボストンで開催されたMRS Fall Meetingに参加してきました。

ボストンは、東京からの直行便によって日本からのアクセスが容易になりました。直行便は早起きの必要がなく、暗くなる前に現地に到着できていいですね。

ところが、出発当日の成田空港は濃霧。飛行機に乗り込んだはいいものの、そのまま足止め。機長からのアナウンスによると、様子を見ながら一機ずつ離陸しており、50機の順番待ちの中で45番目(43番目だったか?)とのこと。結局、予定の出発時刻より4時間近く遅れての出発となりました。


ボストン公共図書館

今回はアモルファスの構造と性質に関するシンポジウムで成果発表を行ってきました。このシンポジウムでは、最初にハーバード大学滞在中にお世話になったSpaepen教授の招待講演がありました。弾性率を介した構造変化の検出に関するお話は大変参考になりました。他の講演者からは金属、高分子、シリカなど様々なガラスに関する発表がありました。ガラスはそれぞれの材料が特徴的な性質を有しており、奥が深いです。平尾研に近い研究としては、フランスのグループがシリカガラスの高圧下での弾性率計測を行っていました。雰囲気気体の種類によって弾性率の圧力依存性が変化するのですが、変化の割合が意外と大きかったのが、印象に残りました。

学会全体の基調講演では著名な若手研究者の方々が講演されましたが、発表される研究成果はいずれも著名な掲載論文に掲載されており、次から次へと成果が紹介され、圧倒的でした。政府機関の方の今後のアメリカの材料戦略に関する講演もありましたが、これからは実験とシミュレーションを結び付け、研究室レベルでのシミュレーションにとどまらず、現場での材料設計・製品設計の可能にするシステムを構築しようとしているようでした。平尾研でも実験と第一原理計算を組み合わせた研究をしていますね。

学会の合間を見て、ハーバードを訪問してSpaepen教授のグループとミーティングもしてきました。留学時とはメンバーがほとんど入れ替っており、初対面の人が多かったのですが、容赦なく質問が飛んでくるあたりは、アメリカの大学らしいです。

市内ではイルミネーションやリースなど、クリスマスに向けての準備が進んでいました。市内の公園には、ナイトスケートを楽しむ家族や、散歩をする人達などがおり、ゆったりと時間が流れています。冬の寒さはつらいですが、大阪とは違った穏やかな雰囲気がすきです。



というわけで、帰りは遅れることなく帰国できた出張でした。

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