◆2012.5.16〜5.18 Biosensors 2012 に参加しました!◆

バイオセンサ国際会議(Biosensors 2012)に平尾教授,荻准教授,加藤博士の3名が出席しました.

この会議は,バイオセンサー関連の学会としては最も権威があり,世界各地で2年ごとに開催れています.(前回はスコットランドのグラスゴーにて.)バイオセンサの最先端の研究が数多く発表されました.数千件にのぼる投稿アブストラクトの中から,厳しい審査を経て,口頭発表148件,ポスタ発表523件が選ばれました.平尾研からも3件の研究発表を行いました(口頭1件,ポスタ2件).

開催地はカンクン.実は,荻は2010年に米国音響学会参加のため,カンクンに訪れており,今回2回目.前回,カンクンに魅了されていたため,権 威あるバイオセンサ国際会議がカンクンにおいて開催されることを知り,研究活動に勢いが増したようです.

今回は,加藤氏も参加.加藤氏は2012年の3月に平尾研においてラムネ型振動子バイオセンサの開発に関して博士を取得したところです.研究成果を権威ある学会において発表できることを楽しみに学会の準備にとりかかりました.

講演会は3日間.平尾研からの3件の発表は,この3日間にキッチリ分散され,毎日朝から夕刻まで学会を堪能できる光栄に恵まれました.

さて,5月14日(月)に伊丹空港を出発.JALカウンタにてチェックイン.カンクンまでのチケットを発券してくれましたが,なぜか成田で再度アメリカン航空(AA)のカウンタに行くように言われました.何の問題もなく成田に到着.指示に従いAAカウンタへ行くと,何やら発券機においてチケットを再発券.今までにないプロセスにちょっと違和感が残りましたが,目指すはカンクン.そんな細かいことに気をとらわれずに,成田→ダラス へ.

ダラス空港へ到着.乗り換え時間は十分と思いきや,入国審査にえらい長い列.ゆるりゆるりと作業を進める検査官たち.入国を済ませると税関検査. ここでも長い列.その後,出国ゲートのセキュリティ検査.全身をmm波スキャンなるものでくまなくスキャンするため,えらく時間がかかる.結局,単に乗換のためだけに米国を通過するのに2時間も要してしまった.

ダラス空港の意味ありげなモニュメント.

とはいえ,無事カンクンに到着.出迎えのシャトルバスに乗り込み,ホテルへ.気温が30℃近くあるようで,蒸し暑い.ホテルの裏はなんとカリブ海 のプライベートビーチ.日本の海では見ることのできないエメラルドブルー.なんと美しい海であろうか.さすがはカリブ海.

ホテルの裏からの眺め.青い海が美しい.


美しい海をバックに旅の疲れも忘れ口元が緩む加藤氏と荻.


この海を見たからには平尾先生といえども童心を呼び起さざるを得ない.

さて,初日の夕食のために海沿いのショッピングセンターへ.途中,ラグーンの美しい景色を眺めて歩きながら学会での研究打ち合わせを入念に.


カリブ海とは反対側にはラグーン(礁湖)が.ラグーンはカリブ海の荒々しい海とはことなり,穏やかで落ち着いた様子.ここにに沈む夕日は何とも美しい.

多くあるレストランから海沿いのメキシカン料理を選択.夕刻の涼しい風を受けながらの食事に満足.しっかり学会での仕事に備えて栄養を補給しました.


海沿いのレストラン街.なんとも南国情緒漂う気持の良い空間でした.


コーンチップスをディップして食べるための各種食材.サルサ,ハバネロ,玉ねぎ,パクチー,ライムなど.チップスとこれらの食材だけで十分堪能できる.

学会に備えて栄養補給.これで長時間の旅の疲れも癒されました.

食事をしたショッピング街の屋台で売られていた不思議な吊り飾り.この美しさは動画でなければ表現できないか...

ジョーズのモニュメントが.カンクンにも鮫が出現?

さて,いよいよ学会へ.学会会場はなんとも豪勢なホテル.受付で登録をしていざ講演会場へと思いきや,なんと参加者へ配布すべき学会グッズがまだ 到着していないらしい.何たる不祥事.これではアブストラクト集が見れないではないか.しかたなく,プログラムリストだけを抱えて講演会場へ.学 会チェアから挨拶があり,「学会グッズの配布は少し遅れるが,すぐに到着するよ...」と のアナウンス.ところがどっこい,結局最終日までこのグッズが到着することはありませんでした.


学会会場のイベロスター・リゾート.


プレナリセッションが行われた会場.1000人ほどの参加者を飲み込める巨大な講演会場でした.

さて学会初日は荻がポスタ発表を行いました.多チャンネル無線QCMによるAβペプチドの凝集に関する研究発表.なんと,ポスタセッションは朝か ら夕刻まで4度あり,同じポスタの説明が必要.一日中ポスタに張り付いて説明する感じでした.意外にもAβの専門家が多く,かなり深い部分の議論 ができました.共同研究の話にも発展し,非常に有意義な発表となりました.

学会会場のホテルの敷地は南国ムード満点.ヤシの実も立派にぶら下がり,ホテルの従業員らが採取していました.多分食べるんだろうなぁ...

ホテルの敷地内のヤシの実.

また,敷地内にはイグアナがふつ〜に日向ぼっこをしています.最初はとぉ〜くにイグアナが見えただけで大興奮していましたが,あまりにふつ〜にいるために,最後の方はout-of-眼中になったほどでした.

学会のホテルの敷地内でふつ〜にはいずりまわっているイグアナたち.

学会初日の夕食は,もちろんメキシカン.加藤氏所有のガイドブックに掲載されていたメキシコ料理店へ.学会の昼食でもメキシカン料理でしたが,何の問題もなくおいしくいただきました.メキシコ 料理は毎日食べても飽きないですね.

カンクンの繁華街にあるメキシカンレストランへ.非常に美味でした.

さて,学会二日目.いよいよ我らが加藤博士の登場.ラムネQCMという新しい概念のバイオセンサのポスタ発表です.加藤氏のポスタは朝から夕刻まで大賑わい.非常に多くの研究者が加藤氏のポスタに立ち止まり,深い議論を交わしました.世界的に見てもラムネバイオセンサの新規性と独創性は群 を抜いていますね.

研究内容を熱心に説明する加藤博士

加藤氏が発表した日は学会のバンケットがありました.正直料理はいま一つだったように感じました.会場にはバンドの生演奏が大音響で鳴り響き,活気のあるバンケットでした.なぜか美空ひばりの「川の流れのように」が演奏されていました.良い歌には国境はありませんね.

大勢の参加者を飲み込む巨大会場にてバンケット.


バンケットではメキシコ音楽の生バンドが演奏される.

さて学会最終日.荻がナノ薄膜振動子バイオセンサの口頭発表を行いました.最終日にかかわらず意外と大勢の聴衆者がいました.

学会最終日での発表.

昼食を早めに済ませ,昼休憩に学会会場近くの遺跡(EL REY)を見学に.ローマのフォロロマーノを思い起こさせる神秘的な遺跡でした.




広大な敷地に存在するEL REY遺跡.

EL REY遺跡から学会会場を望む.

遺跡には多くのイグアナが.人間になれているのか,近寄ってもあまり積極的に逃げません.なんともこころがなごむ表情をしていました.

人間になれていい味を出し続けるイグアナたち.

遺跡と同化するイグアナ.

メキシコならではの美しい花々とも出会うことができました.



学会も無事終了し,最後の夜は学会の成功を祝してBBQを堪能. 海には美しい船がただよっていました.何やらノリのいい音楽が聞こえてきます.きっと楽しいクルーズなんでしょうねぇ.

魚介・ステーキのバーベキューを最後に堪能.

海岸からは海に漂う美しい船が.楽しそうな音楽が聞こえてきました.

最終日,朝4:30にホテルロビーに集合.平尾先生はなんと4:15起床の男気あふれる快眠ぶり.空港到着は5:00前.それでもチェックインカウンタにはびっしり人が並んでおり,現実に引き戻されて行きました.


さらばカンクン!

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