日本機械学会 2008年度年次大会
2008年8月4日〜6日



荻准教授、中村、加計、舎川の4人で日本機械学会2008年度年次大会に参加してきました。

会場の横浜国立大学は小高い丘の上に位置しており、タクシーで正門に向かっていると、温泉街のような「ようこそ横浜国立大学へ」というアーチ(看板?)が建っているのが印象的でした。

機械学会の特徴は、特定の研究分野にとらわれることなく機械・医療・ロボット・バイオなど幅広い分野の研究が行われている点でありますが、逆に研究分野が細分化しすぎて各セッションの参加者が少なくなりすぎる傾向があります(そのセッションの講演者とその関係者しかおらず、さらに一つのセッションでの発表が数件のときもあります)。実際、昨年度の年次大会で参加したセッションでは数えるほどしか出席者がいなかったように思います。しかしながら、今回参加したセッションでは17件の講演があり、関係者も含めて多くの方が参加されており、活発な議論が行われたように思います。これからは、もう少し大雑把にセッションを分けてもいいのではないかと思いました。

「非破壊検査とモニタリング」のセッションでは超音波や渦電流、マイクロ波を用いた薄膜、金属材料の物性評価および構造物やパイプの健全性評価に関する講演があり、一口に非破壊検査といっても、その内容は多岐に渡るものでした。構造物の非破壊検査は極めて重要な課題ですが、講演を聞いてみて微小な欠陥を個別に検出するために研究室レベルでは高度な計測法が開発されていますが、コストと時間のことを考えると実用化には課題が山積しているように感じました。これからは欠陥を個別に検出するのではなく、構造物全体の平均の健全性を調べる手法が望まれるのかも知れません。

発表の様子。舎川(M2)

加計(M2)