日本機械学会 2009年度年次大会 2009年9月13日(日)〜16日(水), 岩手大学(盛岡市)



石川啄木や宮沢賢治を生んだ岩手.緑が深くまぶしい広大な東北の古都に所在する岩手大学において2009年日本機械学会年次大会が開かれました.

平尾研究室からは,谷垣君(D1),中村助教,荻准教授が研究発表を行いました.

オーガナイズドセッション「超音波計測・解析法の新展開」において20件を超える講演が行われ,午前9:00頃から午後5時頃まで丸一日講演と議論が展開されました.

谷垣君は,Si単結晶中の酸素系ナノ欠陥の評価をブリルアン振動とよばれる手法により計測した内容を発表.わずか30nm程度の波長を有する超高周波弾性波を励起することに成功し,これをSiウェーハのナノ欠陥評価に適用するという講演でした.

中村助教は,ナノ薄膜の弾性定数の系統的な研究を発表しました.膜厚わずか数nmの薄膜に対しても正確に弾性定数を測定する手法を確立し,工学的に重要な多くのナノ薄膜に適用しました.多くの薄膜はバルク材よりも低い弾性定数を示すのですが,Pt薄膜だけは膜厚が薄い時異常に高い弾性定数を示すことを見出しました.

荻准教授は,ナノ薄膜やナノワイヤなどのナノ構造物を共振させる手法の開発,および,この原理を利用した超高感度バイオセンサの開発について講演を行いました.

講演後,盛岡名物のわんこそばに挑戦.長い一日の疲れを癒しました.





学会後,岩手大学工学部金属材料保全工学研究センターにおいてセミナーを行いました.