◆2011.11.28〜12.2 MRS Fall Meeting 2011 に参加しました!◆

 11月28日から12月2日の1週間にわたってアメリカは東海岸のかの有名なマサチューセッツ州ボストン市にてMaterials Research Society 2011 Fall Meetingが開催されました!これは材料に関する幅広い分野の国際学会であり,固体力学を研究している我ら平尾研からは荻先生と中村先生,そして特別研究員の谷垣さんとM1の長久保君が参加しました.
 ボストンは中村先生にとっては去年1年間過ごしたハーバード大学のすぐそばであり第2の故郷のような慣れ親しんだ土地ですが,M1の長久保君にとっては初の海外での学会参加となりました.

 日曜の朝,伊丹からまずは成田へ出発.
 搭乗口で待機しているとなんと偶然にもいつも第一原理計算でお世話になっている草部先生と偶然にも出会いました!草部先生もMRSに参加されるそうで・・・偶然って怖いものですね(笑)

 そして朝一の成田行きの便は搭乗人数の都合上,エコノミークラスのチケットでビジネスクラスに座れるという幸せ到来♪離陸するや否や若い長久保君はリクライニングを全力で活用して笑顔でビジネスクラスを満喫していましたとさ♪(笑)

 そして成田についたらなんと預けていたポスターの筒をぶっ壊されてしまったというアクシデントがいきなり発生!とりあえずごねてみる割に軽傷ですんだため「別に大丈夫です」と言ってそのまま立ち去るというたちの悪い大阪人(笑)

ビジネスクラスの快適な機内と,我々が快適な思いをしている一方で粉砕されてしまった筒.


 成田からは12時間のフライトで一路アメリカを目指します.時差が14時間あるため,朝11時に出発した飛行機に12時間乗ってついたら朝9時という想像するだけでハードなスケジュール.これぞ国際学会の醍醐味ですね(?)

離陸後まもなく(12時ごろ)提供された機内食.これって昼御飯?晩御飯?次出てきたのは朝食のホットケーキでした.
右は何気ない飛行機からの眺め.窓から外を見てられるのも最初の1時間だけでした.


 そして過酷な12時間のフライトののち,自由の国アメリカに谷垣さん以外は無事到着!谷垣さんだけはなぜか入国審査で引き止められていました(笑)アメリカの地は本当に「アメリカの匂い」がしましたね.

 ついたら現地で軽く腹ごしらえ♪長旅からようやく解放され,本場の本格的ハンバーガー(15$)を食べて元気回復です!

先生方もほっと一安心.中村先生の術中にはまり不自然な視線を送る長久保君とお構いなしでカメラに夢中の谷垣さん.


登場したLegend of Burger!本場のハンバーガーのボリュームとケチャップの切れ味はまるで違いました!!!


 こうしてじっくり長旅で疲れた分の精気を取戻し,明日の学会へとはげみます!

アメリカ東海岸での夕焼け.日本でも見れるような同じような光景なのに,これもまた一味違いますね.


到着したホテルの様子とベランダからの眺め.平尾研伝統:無礼講の奪い合いをせずに済みましたとさ.


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちなみに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ボストンはアメリカ東海岸のここらへん(マサチューセッツ州)に位置する都市で,アメリカの中でもっとも古い歴史を持つ都市のひとつである.

ここらへん↓


 ボストン美術館やハーバード大学,マサチューセッツ工科大学(MIT)などを近くに有し,ボストン交響楽団やボストンポップスオーケストラ及びシンフォニーホールも有する芸術や学問においても非常に豊かな文化を兼ねそろえた素晴らしい都市である.

ボストン美術館の外観と内観はこのようになっているらしい.


中には美術品だけでなく古典楽器なども展示されているらしい.じっくり見てみたいものだ.

MITの外観と内観はこのようになっているらしい.


150年にもわたる歴史を誇るMITにも近代的な建物があるらしい.雨漏れがひどいらしい.


一方のハーバード大には伝統溢れる校舎やソフトボールなどをできる庭があるらしい.いつかやってみたいものだ.


ボストンのシンフォニーホールは世界で初めて科学的に設計されたホールらしい.いつかその響きを味わいたいものだ.

市街地には緑豊かな公園があった.その中でカモやリス,またそれらをカメラに収める日本人に偶然出会った.


一方の市内には現代的なビル群が立ち並んでいた.その中で独特のオブジェにまたがる日本人と偶然出会った.



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜そして二日目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 二日目.谷垣さんは朝4時前から起きてオーラルセッションの練習に励んでおられました.中村先生はハーバード大学へ行かれたため別行動となり,荻先生と長久保君と谷垣さんの3人で朝から学会会場へ.

ボストンの街並み.異国情緒あふれる街並みが大変素敵でした♪


学会会場のすぐ横に現れたデカい手榴弾(大)の手前で謎の記念撮影.モールの中に大量にぶら下がるそれ.


 学会会場についたら登録をすませてフォノンのセッションを見学.ナノワイヤーをピコ秒ではかるというどっかの誰か様が今すぐにでも食いつきそうなテーマなど,身近な話も多くて大変勉強になりました.

雰囲気漂う会場の様子と発表前の谷垣さん.会場はほんとバカでかく,それでもたくさんの人であふれかえっていました.


 そして谷垣さんの発表(オーラル)です!会場は席もほぼ埋まり大勢の人が大注目を集める中,さすが余裕の風格で難なく質疑応答までばっちりこなされていました.

 全発表が終わると去年中村先生がハーバード大学でお知り合いになった高木さんと一緒にボストンのロブスターを味わいに♪頑張って研究に取り組んできたものだけに与えられるお楽しみの時間です♪(笑)

本場ボストンの海鮮盛的な一品と本物のロブスター(これでも小).ほんと,お前らとにかく全部デケェよ(笑)


美味しそうにロブスターを食べようとする長久保君.えっ?食べ方が違う!?そんな馬鹿なっ!


全員での記念撮影.中央の方が高木さんです♪


 明日も頑張ります!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今日は三日目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 三日目はM1の長久保君がポスターセッションでの発表に挑みました!長久保君はM1ながらこれで国際学会は4回目.アメリカだろうがどこだろうが全く臆する様子はございません.
 ちなみにMRSのポスターセッションはすべて午後8時から11時までで,軽食とワインやビールを片手に打ち解けた雰囲気で広いホールで活発な議論が繰り広げられます.

(左)長久保君のポスター.
(中)たまたま一人だったため小ボケをかましながら一人で長久保君が写真撮影に励んでいると・・・
(右)通りかかった方(アラブ系の外国人)が「おぃ!写真撮ったろか!?」的なノリ(in Eng.)で撮ってくださいました♪(笑)


 ポスターセッションのほうは立ち上がり,なかなか中途半端な盛り上がりを見せ隣の中国人,台湾人の方と少し交流を深めたりよゆーをかましていましたが,後半はビシバシ厳しい質疑応答を繰り広げました.
 ほんとに大規模な学会だったため,なんと私が重要な参考文献として挙げている論文の研究グループの方がたまたま来られました!最初は「熱心に質問されてるな〜」って思いながら質疑応答していただけなのですが,最後に「あっ,これ?2010年のだろ?あれ,俺が測ってん(笑)」的なことを英語で言われてビックリ仰天(笑)非常に貴重な体験をすることができ大変勉強になりました!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今日が四日目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 四日目が本学会中で唯一我々の中からは誰も発表を行わない日です.学会会場では基本的に写真撮影厳禁のため,学会の様子をお伝えすることができなくて非常に残念です.本当に残念ですね,本当に.

 そして夜は中村先生と高木さんが主催し,アメリカに縁とゆかりのある日本人を集めて総勢13名でディナーに行きました!
 参加者の中には高木さんのように企業の方がほかに数名と,高木さんのようにハーバード大で研究活動を行っている方が数名参加されました.中には私の同学年で今年からハーバード大のドクターコースへ入学し,PhD取得を目指す日本人留学生2名(男女1名ずつ)もおり,ディナーの席は大賑わいでした!

出てきた料理を一部ご紹介.大変美味でお会計がどうなることやら不安で致し方ありませんでした.


「デカいから一人1個は注文しないほうがいいですよ」と脅されたデザート.


あの荻先生・中村先生でさえも美味しい料理と麗しい女性の前ではこの満面の笑顔です♪


最後に全員で記念撮影.このようにして様々な形で人脈が広がっていくのが何よりも貴重な経験ですね.


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今日で五日目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 中村先生と谷垣さんは今日のポスターセッションで発表を終えます.またハーバード大で中村先生とともにコロイドを用いて変形の研究を行っていたKatharine氏とMaria氏の発表も重なっており,まさに本学会中で盛り上がり最高潮!

 たまたま中村先生と谷垣さんはポスターの場所が隣同士でした.お二人の姿を写真を共にお伝えしたいものですが,学会会場では基本的に写真撮影が禁止のためそれができないのが非常に残念.本当に残念ですね,本当に.
 お二方とも20時から23時までみっちりポスターセッションで発表を行い,私もその間にMaria氏とKatharine氏と議論を交わすなど大変充実した1日でした.


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今日,六日目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 さて,六日目は荻先生のオーラル発表の日であり,これで1週間にもわたるMRSも幕を閉じます.今日も朝一で学会会場へ向かい,フォノンのセッションを聞いてきました.

 そして荻先生の発表は最後の最後,おおとりです!ナノワイヤーの弾性低下に関してなぜか超早口で一瞬の隙も見せず濃厚な発表をされていました!何度も繰り返しますが,写真撮影が禁止されているためその様子をお伝えできないのが非常に残念.本当に残念ですね,本当に.

 学会が終了すると我々は日本で首を長くしてお土産を待っている研究室のメンバーのためにわざわざ夜の街へお土産を買いに.いろいろ悩みに悩んだ挙句,やはりここはみんなの期待が集まるM&M'sを買うしかない,ということになりいざM&M'sの専門店へLet's Go!
 すると店内は我々の常識をはるかに上回る規模のM&M'sグッズがずらり!3階建ての建物がすべてカラフルなM&M'sでうめつくされているという奇跡!「どーせまたM&M's買うなら今度はなんとなく誰もが避ける青一色とかおもろいなぁ(笑)」とか行く前に話していたらなんと!!!本場には単色M&M'sの量り売りコーナーが実在するという奇跡(笑)

美しい結晶構造をなして並ぶM&M's.これを見た後は扁平楕円体に関する研究を立ち上げる話題で持ちきりです.


冗談抜きで本当に青一色のM&M'sを袋いっぱい購入.これがお値段なんと50$=約4000円(笑)


 こうしてお土産も無事購入でき,MRSは無事幕を閉じました!やはり大規模な国際学会では世界中からありとあらゆる人が集まっているため日本国内の国際学会では決して得られないような経験ができました.英語に関しても研究に関してもより一段と高いレベルが必要であることを痛感させられ,今後ますます精進しようという決意に至りました.

最後は我々を見送ってくれるために登場したリスでお別れです.


戻る