◆2011.9.22 H.Maris教授が平尾研へお越し下さいました!◆

 9月22日,アメリカはブラウン大学からH.Maris教授がはるばる日本を訪れ平尾研でセミナーを開いてくださいました!
 繰り返しになりますが,Maris先生はこれまでに数々の業績を上げていらっしゃる物理学者でノーベル賞をいつとってもおかしくないとうわさされる研究者です!液体Heの超流動,固体内のソリトン,ニュートリノ,そしてピコ秒超音波法と,多岐にわたる分野で輝かしい研究成果を上げられ,すでに世界中で名誉ある賞をいくつも受賞されています.

 Maris教授はこのたび,9月19日から21日にかけて神戸で開催されたATEM11に参加されるため日本へやって来られました.
 そして21日は我々の案内のもと,平尾研の実験室の見学をされました.学生たちは朝からそわそわし,大先生を前にうまく説明をするために必死に準備に取り掛かりました.

荻先生からの突然の指令により付け焼刃の英語で必死に説明する上杉君と奥から見守るだけの森上君(末っ子の方).


大阪在住の野次馬たちは他人の説明を見るのが大好きです.


 そして22日.セミナー当日はMaris教授だけでなくチェコ科学アカデミーのLanda教授のほか,中国国立地震研究所のTian博士と垂水先生も平尾研を来訪されました.Maris教授のセミナーの内容はピコ秒超音波法ではなく液体Heにまつわることでした.極低温・液体Heの超流動の話に始まり液体Heが持つ特異な性質,液体He中の電子の観測や超音波・フォノンとの相互作用など,普段の研究とはあまり関連はありませんが単純に興味深くきわめて面白い話ばかりでした.

 講義ではないためこちらからの質問も交えながら講演してくださり,全編英語でしたが1時間半があっという間に(寝てたわけではありません.私は)過ぎ去りました.

セミナーの前に荻先生から平尾研の実験に関するちゃんとした説明を受けていらっしゃるMaris教授とLanda教授.


セミナーの様子.こんなに貴重なセミナーを受けられるだなんて,本当に平尾研は恵まれていますね♪


 その後,Landa教授とTian博士に研究室を見学していただきました.
 この二日間,外国の先生方相手に自身の研究をわかりやすく端的に英語で説明し,普段とはまた別の視点から質問を受け,我々学生にとっては非常にいい刺激となりました.それと同時に自分の力不足,英語の重要性,世界の広さも痛感し,今後ますます精進しようと思いました.
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